初日
初出勤です
初日から守秘情報満載だったので、
ブログでは直接仕事の話はできませんねー当たり前ですが。
ポロっと情報が混じるのもだめなので、
技術や制度の一般論について、学びもかねて、まとめていきます。
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とりあえず、
そのうち明細書を書かせていただける日が来ると思うので、
自社技術、理工系の知識、審査基準や明細書の定型
このあたりを重点的に習得していく
四力(材料力学」,「流体力学」,「熱力学」,「機械力学」)
が大事よ、というのは本当で、
熱力と流体力学のトピックがでました
といっても、
・暖かいものから冷たいものに熱がうつるよ~
・同じ向きに空気を流すのか、向き合う形に空気を流すのか
という、単純化すればかんたんな話ではある
チャート式高校物理ともお友達にならねばならない
熱容量/比熱/向流/並流
熱力は高校範囲でもかなり十分な感じだが、
流体は大学課程にも片足突っ込む必要あり
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審査については、
先行例と構成がほぼ同一である、という場合に、
それでもなお特許を取りたい。と
それは営業上の要請(取引先との信用形成)
が目的でもあったりするし、
防衛出願が目的であったりもするけれども、
その温度感は、発明提案である部門サイドと共感していきたいところ。
(特許的には難しいです、の一辺倒ではすまない場合がある!)
権利化にあたっては、
とうぜん技術課題を明確化する作業も大事なのだが、
それと同時に、あるいはそれ以上に、
いま論点にしている技術分野の特殊性を、いかに審査官に
PRするかという観点がはいってくるように感じた。
つまり、
いや他の分野ではこういうのは既にされているようにも思うけれども、
うちの分野に、そのまますんなり持ってくることはできなかったんです
なぜならこういう制約があったわけでして、
そういう構成は旧来、避けられてきたんだけれども、
昨今はニーズが高まっており、どうにかしないとならない、という状況になって、
こんなに素晴らしい解決策を着想するに至ったんですよ、
(微細な差異に見えるかもしれないが)この構成は格段の効果といえるのですよ
というような意見書のロジックで、
いかに自社技術の土俵に審査官を引き込んで納得させるか、
といいうような。
審査官目線については、
技術者のもっている課題意識とは、当然重ならない部分がでてくるので、
(気にするポイントが違う!)
そこは知財目線でいろんな示唆を提示しつつ、
あくまで発明者のことばで語っていただけるよう、話題提供をする。
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審査基準読み込みも大事だろうし、
他社自社の包袋(とくに意見書)をいろいろ研究したいものだと思う。
ご安全に!