ぱてんとり の 巣

知財と積読消化

はずれ率低下

精読してから無関係とわかるパターンを減らしたい。

論文も特許も。


とくに英語文献で発生しやすい。

抄録を読んだ時点で、

曖昧な語義は徹底的に調べておくのがいい


あとは、

関係あってほしいというバイアスを極力減らして、

むしろ疑いの目で見るくらいが丁度いい


既存の文献でどこまでが分かってて、

その文献がなにを付加したか、

という微差の部分を見極めるのは往々にして精読がいる。

最初に、背景と結論をさらっと読むのがいい

木を見て森を見ず

特許調査で、

Bの分類ばっか探して、

かすってて惜しいけど肝心なのが無い無い言っとりましたが、

Fの分類にドンピシャがありまして

 

読み込み作業に入る前に、分類洗い出しはマストですねと改めて

 

適当にキーワード入れて

JPlatpatの分類ランキング見るのが一番楽ね

 

 

 

古書店が無くなる

京都の梁山泊(りょうざんはく)が店を畳むというので、

非常に寂しい。

 

東京に住んでいた時は神保町に行けばよかったけど、

関西の古書店を開拓しなければならぬ。という矢先。

 

古書まつりもコロナで開催できるか分からんなあ…

 

個人的に、70年代くらいの専門書が好きなんですよね。

いまだと、きれいなビジネスプレゼンみたいな体裁の

「よくわかる!○○」的なのがスタンダードになってる感あるけど。

 

硬派だけど書き方がうまくて、濃密な情報量がある感じって、

昔の本ならではな印象なのよねー

 

当時インターネットがなくて、

書籍が貴重な情報索引だった時代だからこそ、なのかな?

と勝手に思っている。

 

かく言う自分も、

ググって事足りるレベルの本は思い切って断捨離したんですが。。

逆に、そうなってくると書籍に求めるものは何?といったときに、

語り手の文体、口調、その人の視点から再構成された情報、

という付加価値なのかな~と思います。

つきつめたら、著述の大部分は、既存知識の編集作業に他ならないのかな、と。

請求項の予想を立てる

何日ぶりかに特許調査してて、

煮詰まってしまった。

 

特許性調査で、

似た構成が公知文献にあるかないかの話

 

ないに越したことはないのだが、

あまりにヒットしないと検索式が悪いのではと不安になる

流石に、要素の一部は公知なはずなので

 

構成要素を分解してキーワードや分類に落とし込む、

というのは今までもやっているけど、

今回はさらに「請求項の予想」という視点をとりいれる。

 

つまり、

仮にドンピシャの文献が存在するとしたら、

このような請求項をしているはずだ、

という仮説を立てていく。

 

これは、

実際に特許出願のステップに進んだときには、

請求項のドラフトがすでに頭ん中にできている、

というメリットもあると思う

 

 

 

文献複写

とある学術文献が、やたら高いなと思ったら、

エ○ゼビア収録からの取り寄せだった。

やたらマージン取ってそう


医大とか金持ち企業の中央研究所に導入されてるイメージ。

普通に契約したら年数千万とか聞きます。


知の民主化を。。



googleの検索演算子

ANDとかORとかNOT

 

AND:スペース   

例) ラーメン 日清

 

OR:OR 

例:ラーメン OR 即席麺 OR 即席めん

 

NOT:-

例:-うどん

 

 

完全一致:” ” ※デフォルトはあいまい検索

"塩分控えめ"

 

条件同士の掛け合わせ

例:ラーメン OR 即席麺 OR 即席めん 日清 -うどん ”塩分控えめ”

→ラーメン/即席麺/即席めん で 日清 で うどん除く、”塩分控えめ”というフレーズが入っているもの

 

標準のGoogle検索でも演算子は組めるが、

あいまい検索とか、おすすめとか、

無駄にアルゴリズムが邪魔してくる印象があるので、

Google scholar とか Google patent とか、専門のエンジンの方が有効な説アリ