ぱてんとり の 巣

知財と積読消化

調査担当見習い/類似検索機能、予想以上に重宝してます

新しい職場で1週間たちました。

 

調査の仕事をいくつか振っていただいている。

自分は今週、調査の稼働時間は35時間で、

テーマ数は4,

報告済み×1 中間報告段階×2 仕掛×1

 

一般的な社内サーチャさんが、1案件どのくらいの時間で

さばいているのかの相場を知りたくはある。

 

調査業務の稼働時間は35時間でトータルの半分以上を占める。

業務に専念できる職場環境なのはありがたいです。

 

熱収支、電気系統、コーティング関連など

技術分野の守備範囲は思ったよりひろく、

新しい取り組みもどんどん来るので、覚えること多いが飽きなくていい

 

実施態様の具体的イメージ(どうやって施工するかなど)、

実現可能性や、容易に考え付くかどうかの判断は

場数をふまないと分らんことも多そう

 

反省点としては、

ついつい自分が分かっているポイントをPRしたくなるが、

「○○については実際よくわかっていないんですが…」

と質問していくほうがはるかに生産的である

 

調査する方も依頼する方も、

お互い時間がないわけだから、

ピントを合わせて、絞った濃いアウトプットを短期間で出すのがベスト

 

ここから出願関連とか情報配信関連(SDI)とか諸々増えてくるので、

仕事は無際限にあるなあ

 

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商用DBの、いわゆる概念検索機能については、

思った以上に有効性が高いですね

 

もともとは、検索式立てることこそ至上、みたいに考えてたんですが、

実は、読む対象をサクっと決めて、

読み込みの時間を捻出することが大事でした

 

というのも、

100件対象があったときに、

検索式作りこんでたとしても、

事業的な関心にドンピシャで当てはまるのはせいぜい10件以下なことが多いので。

 

どのみち、追加でどんどん、いろんな観点で調べてモレがないよう期しますから、

一回当たりの試行で、そこまで精度を出さねばならないというわけではない

 

種公報をみつけたあとに、その類似特許があるか?を探していくので、

 

・FIが合致するもの

・引例で共通するもの

・要約や請求項のキーワードが近いもの

 

といった条件で、

検索式立てる代わりに、システム側から、どんどんサジェストしてくれると

とても助かるのですね

 

今使っているDBでは、最初の2つはクリアしていますが、

3つ目は弱い、という印象なので

(キーワードの統計処理が、最終的にはFI検索に帰着しているイメージ)

 

google patent のsimilar search を併用したりいろいろ模索したい。

 

あと、ベンダーさん側からの操作・機能説明は、

おもっていた以上に喜ばれるものだと思います