(製造条件×効果)リチウムイオン二次電池の材料メーカー 分析の構想まで
記事2 の続きで、
とりあえず国内4社の競合比較の式を立ててみる。
(ネットにちょうどいいレポートが転がってた)
リチウム二次電池の材料がテーマ。
出願人:
デンカ株式会社
+ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社
+日本黒鉛工業株式会社
+昭和電工株式会社 ・・・A
全文キーワード:
リチウムイオン ・・・B
二次電池or蓄電池orバッテリー ・・・C
FI:
H01M4/00 //電極 ・・・D
A&B&C&D
て感じで、Jplatpatを叩いて302件。
リチウム二次電池の製造工程自体は上記の記事がわかりやすかった。
電極のまわりに、電気を通す粉体をドロドロのスライムみたいにして塗布する。
・導電助剤=電気を通す粉。黒い粉。
富山ブラックってラーメンあるよね。ラーメンたべたい。
※ナノ素材も使える。カーボンナノチューブ(CNT)、カーボンナノファイバ(CNF)
・バインダー=接着剤
粉+接着剤=スライム。
4社とも粉やってるけど、
デンカについては接着剤も強いので、
競合でありながら一部は取引関係にもありそう。
「電池用のスライム、および、このスライム使った電池それ自体」
についての4社の分析、として読み取ってください。
こまけえことは、いいんだよ。
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分析の方針だが、
結論、Fターム×Fタームでワンチャンいけるのでは、これ。
テーマコード
5H050
AA00 目的・効果
HA00 数値限定、大小、範囲、比の特定
マップ描きたいなら基本Fタームでよさげ。
気になったキーワードがあれば、
Fターム(製造方法)×キーワード(効果)
キーワード(製造方法)×Fターム(効果)
的な。なるべくFタームつかって省エネしたい。
ちなみに、思いつく製造条件としては、
・圧力 (単位:MPa)
・温度条件(単位:℃)
・繊維径/粒子径/粒径(単位:㎛)
数値限定で特許とっているのは昭和電工が目立つ。
特開2005-158718 これとか、熱処理、プレス条件、粒径…
さらに、測定方法じたいも、のちに分割で出願している 特開2012-164681
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それにしても、
JplatpatだとCSVはタイトル、要約しか使えないし、
Fタームも落とせなさそうなので、がっつり分析には、ちと厳しいか…。
読めばいいんだよ読めば!( ^ω^)
まとめ:
・Fタームはすばらしい
・電池の仕組とか中学理科以来だわ。忘れた
おまけ
・デンカの粉
・昭和電工の粉
ライオンの粉
おわり